先月の境界から視えた外界にて頒布しました「卯東京アウトランドス」
装丁段階から既にしてなんですが、東方以外にパロディ要素を仕込んであります。
元ネタを作者が話すってどうなのよと思う向きもあるかもしれませんが、好きなんですよね、自分で自分の作品を解説するの。
需要があるかは置いといて、一応ネタバレ防止ってことで以下よりどうぞ。
装丁段階から既にしてなんですが、東方以外にパロディ要素を仕込んであります。
元ネタを作者が話すってどうなのよと思う向きもあるかもしれませんが、好きなんですよね、自分で自分の作品を解説するの。
需要があるかは置いといて、一応ネタバレ防止ってことで以下よりどうぞ。
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まず前提として、東方以外のパロディ要素はすべて上遠野浩平という作家の作品関連です。
※追記:リンク付けました。
参考リンク:
上遠野浩平の世界wiki
上遠野浩平
ブギーポップシリーズ
ブギーポップシリーズの登場人物
・タイトルの「アウトランドス」
雑誌「ファウスト」にて掲載されていた『アウトランドスの戀(こい)』より。
・霧間誠一「迷いの旅路 辺境への恋慕」
霧間誠一は上遠野作品に登場する作家。関連作品でも各章の手前に著作の引用文が入ることが多い。
著書と引用文はそれっぽいのをでっち上げました。やってみたかった嘘引用。
著書名の「辺境への恋慕」の部分は上記の『アウトランドスの戀』にも掛かってます。
・紫の設定
境界の歪みに反応して表れる云々はブギーポップが世界の危機に反応して浮かび上がるのに似てるなと書いてて思いつつ。
あまり明確なモデルはないですが、強いて挙げるならやはりブギーポップですね。あとはペイパーカットかな。
紫は結構色々なイメージが混ざってます。それだけに書いてて楽しいキャラでもありますね。
・アウトランドスの設定
近いものだと歪曲王ですね。
なんというか「どうすればいいのかわからなくて途方に暮れてるやつ」「行き先がわからず空転してるやつ」そんな感じです。
・怪獣
元ネタはゾーラギ。
蓮子が「ゴジラのよう」と評したのは、ゾーラギの元ネタ(ゴジラのアナグラム)から。
破壊衝動が何で怪獣の形なのかって理由も同じ。
背の突起から雷発生とかそのまんまです。
光の巨人については「結局、壊したい衝動が形を取るなら最終的には人(自分)の姿になるんじゃね?」と思って。
ナイト・ウォッチの虚空牙を少し意識しつつ。
・最後に蓮子が飛ばされた世界
「夜明けのブギーポップ」冒頭でエコーズがさ迷っていた世界。
ゾーラギのネタから繋がってたりします。
・最後に、あとがきと装丁
ある意味あとがきが一番わかりやすい気がする。
装丁は某電撃文庫のパロディです。
当初は「電撃のパロだから霊撃文庫とかどうよ?」と検討もしましたが没に。
でも霊撃文庫はその内どっかで使いたい。
元ネタらしきものは以上です。
上遠野作品知らなくても読むには支障なく、元ネタに気付くとちょっと楽しいかもしれない。そんな案配で書きました。
上遠野浩平ネタは今後もちょくちょく仕込んでいくつもりです。
信者乙ですが「上遠野作品読もうぜー」ってことで。以上。
(こうして書き出してみると完全に信者だよな)
(ま、まあいいじゃん)
BGM “Neo - Super Express” by Team Shanhai Alice
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